インターネットの世界でマーケティング関係の仕事をしていると、どうしても英語の情報がまず世界を走り、しばらくたってから日本語としてその情報が入ってきます。文書を読むならばまだしも、これが会話となると一気に難易度が上がります。実際英語が喋れるだけで世界は広がるし、商談の機会さえ生まれます。しかし私もですが、まったく英語を喋れません。そんな方に(特にベンチャー起業家や経営層)お勧めしたいのが電話通訳サービスです。
電話通訳とは、他国の言語がわからない場合に、電話をかけることで通訳者が応答し、通訳を利用できるサービスです。多くの電話通訳サービスを提供している会社では英語の通訳の対応を基本としている場合が多いですが、サービスによっては幅広い言語の通訳を可能としているところもあります。
多民族社会であるアメリカでは、一般企業、官公庁、病院、警察、裁判所など公共機関まで利用されています。利用のイメージとしては、窓口での対応をしているところもあれば、電話受付での対応をしているところもあります。窓口の場合、受話器を渡し合うことで通訳を可能とし、電話対応の場合は、顧客、顧客の相手側、サービス会社の三者での通訳を行うことが多いです。電話通訳は、対面や電話での外国語対応に困っている場合や複数拠点の通訳を必要としている場合、対応言語を増やしたい場合、外国語の対応時間の拡大を目的とする場合に利用するといいでしょう。
しかし、サービスによっては、対応の時間が限られていたり、対応言語が英語のみなど、複数言語に対応していない場合がありますので、サービスに確認してから利用するとトラブルの発生を防ぐことができます。ビジネスおいてスピードは非常に重要ですので、素早い通訳を求めている場合に重宝するサービスと言えます。
海外の方から問い合わせがあり、急には現地語のスキルが高い人材を採用できる訳もなく、自身もスキルの見極めができないのであれば、利用することが無難です。ただし、会社によって サービス体制だけでなくスタッフの質なども変わってきますので会社選びは慎重に行いましょう。
本当に言語ができるだけで取引や情報が爆発的に増えるので、こういったサービスを活用すると良いでしょう。
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