Webサイトを作る時に考慮するのは、その内容の完成度もさることながらいかに沢山の閲覧者の目に触れるか、ということも考えなくてはなりません。趣味性の高い分野ならともかく、物販サイトなどでは良い商品を展示しているにも係らずアクセスが全く無い、ということにもなりかねないので、周到に準備をすべきです。
そしてそのためのノウハウがSEOであり、手法としては近年非常に整理・洗練されてきているので、初心者にとっても決して難しいものではなくなりました。
まず内部施策ポイントです。Webサイトを文法上正しいHTMLで記述します。開始タグだけではなく終了タグももらさず記述します。そしてHTMLで構造を、CSSで修飾をと切り分けます。次いで長大なページよりは複数のページで構成し、要点を整理分散し、それぞれのページから任意のページに異動できるよう内部リンクを張り巡らせます。また各ページにキーワードを入れておきます。キーワードをどう選ぶかによってアクセス数が大きく変わるので、制作してからでも日々見直して変えていくことも必要です。
次いで外部施策のポイントです。まずはGoogleなどの検索ページに登録し、巡回してもらえるようにします。次いで外部リンクを検討します。この場合は類似のテーマを持つ優良サイトの運営社に依頼し、相互リンクをさせてもらいます。こうすることで意外なところからアクセスを呼び寄せることができます。更に可能であればオールドドメインを購入します。これはかつて存在していてリンクやアクセスの実績もあるドメインを購入して使うことにより、閲覧者を集めます。
内部施策の場合は、Webサイトの内部にアクセスを呼び込む構造を作り上げることです。一旦作業が完了したらそれで終わりとするのではなく、継続的に取り組んで作り込みをしていきます。ただ注意したいのは、アクセスを呼ぶことに長けても内容を伴わないサイトではマズいということです。外部施策の場合は、Webサイトの外側に依存する部分が大きいので、アンテナを高く張っておく必要があります。なお注意点としては、外部リンクを依頼する場合には、少なくとも相手のサイトと同等なクォリティを保っていることが必須となります。そうでなければ相手も受諾する理由はありませんし、わざわざ自分のサイトの質を落とすような真似はしないからです。
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